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こんなお悩みはありませんか?

背中の痛みイラスト

急に重いものを持とうとした(持った)、重いものを押した時に背中に痛みや違和感が出る。

長い時間座った状態や横になった状態から立とうとした時に背中が張った感じがする。

普段姿勢が良くないから良い姿勢を保ちたいと背筋を伸ばしてみるが、良い姿勢を保つのが難しいため結局自然と楽な背中を丸める姿勢になってしまう。

スマホやパソコンを長時間同じ姿勢で使用し続けると背中にハリ感が出てくる。

朝起きたら寝違えたみたいに背中の筋に痛みを感じる。

背中の痛みで知っておくべきこと

背中の痛みイメージ

背中の痛みのほとんどは、筋肉の疲労によるものです。筋肉の疲労と聞くと、スポーツや筋トレ、肉体労働などを想像するかもしれませんが、実は猫背や偏った姿勢など、日常生活のクセや行動が原因で知らないうちに負担が重なり、痛みとして現れることも多いのです。

背中の筋肉の痛みやコリは、症状が数ヶ月、長くなると数年にわたって続き、慢性化することがあります。長期化するほど背中の筋肉のコリは硬くなり、その範囲も広がりますので、痛みの根本的な原因を取り除く施術が必要です。また、背骨の骨がずれたり緩んだりすることで、背骨の間を通る神経が圧迫されて痛みを生じることもあります。

症状の現れ方は?

筋肉は動かさずにいると、こわばってしまい疲労が生じやすくなります。

身体を動かす習慣がないと、筋肉のこわばりが進み、筋疲労につながることがあります。背すじを伸ばした「良い姿勢」を保つのは意外と難しく、楽をしようと背中を丸めて猫背などの姿勢をとってしまいがちですが、実は背中を丸めた姿勢は逆に背中の筋肉に負担をかけてしまいます。また、高さのある枕を使用すると首に負担がかかり、首への負担や違和感が背中のコリにつながることがあります。

他にも背中の痛みの裏には思わぬ病気が隠れている場合もあるため、注意が必要です。

その他の原因は?

背中の筋肉イメージ

背中の痛みのその他の原因として、悪い姿勢で負荷がかかる作業をしていると、椎間板の一部が壊れて発症する椎間板ヘルニアや、骨粗しょう症によって背骨が弱くなり、重さに耐えられずにつぶれる脊椎圧迫骨折(いつの間にか骨折すること)、椎間板や骨の変形により神経が圧迫される脊柱管狭窄症などが挙げられます。

また、内臓の疾患が原因で背中の痛みが生じることもあります。内臓疾患が原因で生じる背中の痛みの中には、緊急の施術が必要なものも少なくありません。特に、急激な痛みがある場合は、急性心筋梗塞や急性大動脈解離、肺塞栓症など、命に関わる病気の可能性もあります。

背中の痛みを放置するとどうなる?

背中の痛みは主に背骨に障害があることが多く、放置していると歩けなくなるなど、重症化することがあります。

背中の痛みを施術せずに放っておくと、背骨や骨盤、背中の筋肉への負担が繰り返され、慢性的な痛みに進行する可能性があります。少しの作業で背中に張りや痛みを感じるようになり、ストレッチなどのセルフケアを行っても痛みが取れないばかりか、頭痛や吐き気を伴うこともあります。

高齢者の場合には、骨がもろくなり骨折しやすくなる骨粗鬆症によって背骨が潰れる圧迫骨折を起こすことがあり、寝たきりにつながることがあるので注意が必要です。

当院の施術方法について

紹介イメージ

背中の痛みに効果が期待できる施術メニューは、<猫背改善施術>と<肩甲骨はがし>です。

<猫背改善施術>
背中に痛みがあると悪い姿勢が続き前傾姿勢になり、倒れないように腰や背部の筋肉に負担がかかります。猫背矯正で筋肉や関節を正しい位置に戻すことによって、背中を伸ばした姿勢が維持しやすくなります。それにより、背中の筋肉への負担の軽減が期待できます。

<肩甲骨はがし>
肩甲骨には6つの動き(肩甲骨同士を寄せる内転動作、逆に離す外転動作、肩を上げる挙上、肩を落とす下制、腕を上げる上方回旋、腕を下げる下方回旋)があります。肩甲骨はがしを行い、上記の動きがスムーズになることで、首と肩、背部のハリが緩むと、背中の痛みの軽減が期待できます。

改善していく上でのポイント

1.長時間同じ姿勢でいない
→ 1時間に1回は休憩して身体を休めましょう。

2.物を持つ時の姿勢
→ 床や下に置いてあるものを持ち上げる際には、しっかり膝を曲げることで背中への負担が減りやすくなります。

3.毎日負荷の少ない程度の運動
→ 通勤通学や買い物などで少し歩くことで、筋力がつき姿勢が良くなり、背骨の安定性が期待できます。

4.温める
→ 急性的な痛みではなく慢性的な痛みであれば、ぬるめのお風呂やカイロ、蒸しタオルなどで温めることにより、筋肉が緩みやすくなり、神経の圧迫の軽減が期待できます。