悩みタイトル

階段の上り下りの時に起こる関節痛
肥満などによって膝が痛むために強いられる食事制限
サッカーやバスケなど、緩急のあるスポーツの制限
定期的に休憩しないと歩けない
膝がガコッと外れる感覚がある

階段の上り下りや定期的に休憩をしないと歩けないというのは、普段の生活の動きから考えるととても大変で、苦労する症状であります。また、食事制限など普段から食べたいものが食べられないことでストレスを感じる原因にもなる可能性があります。

変形性膝関節症に対する当院の考え

変形性膝関節症は加齢や性別、肥満など、はっきりとした理由が定まってないものが原因となることがあります。また、それとは反対に原因が明確なものもあり、主な原因として多くあげられるのは、大腿骨と脛骨の間にある軟骨が消耗してすり減り炎症が起きてしまう症状です。

軟骨の働きとして膝の衝撃を抑えるクッションのような役割があります。その軟骨がすり減ってしまうことで関節液の分泌量が増えてしまいます。これによって膝に水が溜まるという症状にも陥ってしまいます。
また、そのクッションが無くなってしまうと今度は骨同士がぶつかってしまい、骨変形も起こってしまうことになります。

変形性膝関節症を放っておくとどうなるのか

変形性膝関節症の症状としては、最初の時期は膝の方に水が溜まってしまうのが主な症状になってくるのですが、放置してしまうと大腿骨と脛骨の間にある軟骨がすり減ってしまい骨同士の間の隙間が無くなります。そうなってしまうと、次は骨同士がこすれ合う状態になってしまい痛みが出てしまいます。

また、骨同士がぶつかることで関節の周りに骨棘が生じてしまいます。 その症状がより悪化してしまうとよく聞くX脚やO脚がより顕著にみられ、膝の動きの全体的に可動域制限がかかってしまいます。それがさらに進行していくと安静時にも痛みが出てきたり、膝がまっすぐに伸ばせなくなったりと歩くことさえ困難な状況になってしまいます。

変形性膝関節症の軽減方法

変形性膝関節症の軽減方法は保存療法(手技療法)と手術療法の大きく分けて2つあります。

まず先に行われるのが保存療法の中の手技療法です。手技療法には以下のような様々な効果があります。

・痛みによって緊張した筋肉をほぐす
・痛みや緊張で拘縮した関節の可動域を拡大する
・血行を促進させる
・痛みをきっかけに低下した筋力を向上させる
・運動機能を回復させる

その後、2~3ヵ月手技療法を続けても効果がない場合は、痛みに対しての直接的な施術である薬物療法が適応となります。薬物を用いて炎症と痛みを抑えることがメインであり、変形性膝関節症の薬には外用薬、内服薬、座薬、注射薬があります。

それでも効果が表れない場合は手術療法(関節鏡視下手術、高位脛骨骨切り術、人工膝関節置換術)の適応となります。

変形性膝関節症の軽減が期待できる施術メニューは?

変形性膝関節症の軽減が期待できる当院の施術メニューをご紹介します。

【全身矯正】
全身の骨格の歪みを整える施術で全身に対してアプローチしていきます。歪みが起きている部分の歪みを整え、筋肉の負担を減らして痛みの軽減を図ります。
また、歪みが起きている部分以外の庇っている場所や負担が多くかかっている場所にアプローチをしていくことで、歪みの部分以外も辛さが無くなっていきます。

【O脚改善矯正】
この矯正はO脚に特化した矯正になるので変形性膝関節症には一番適した施術になります。O脚の変形している部分にアプローチをすることで痛みの軽減をしていきます。

【骨盤はがし】
変形性膝関節症は基本的に変形が起きているので、その骨についてる筋肉にも負担がかかります。そこで骨盤はがしは骨盤周りに筋肉はもちろん、太もも周りの重要な筋肉にもアプローチしていきます。膝周りの筋肉を緩めることで痛みの軽減をしていきます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

施術を受けるとどう楽になるのかについてご説明します。

【全身矯正】
骨格を整えることで筋肉にかかる負担が減り、痛みが軽減されます。また、変形している場所以外も無意識に庇おうとすることで全身に歪みやハリが生じるため、その部分にもアプローチすることで相対的に痛みの軽減につながります。

【O脚改善矯正】
全身矯正と同じく、骨格を整えることで筋肉にかかる負担が減り、痛みが軽減します。さらにO脚に特化しているため、ピンポイントでの効果が期待されます。

【骨盤はがし】
骨盤周りの動きが硬いと、膝や足への負担が増加します。骨盤はがしによって骨盤周りの筋肉にアプローチし、歩き方の変化を促します。これにより、動き出しや接地時の痛みの軽減が期待されます。

変形性膝関節症を軽減するために必要な施術頻度は?

患者様の日常生活やお身体の状態によって変わりますが、1週間のうち2〜3日、期間は3〜6ヶ月通っていただくことをお勧めしています。

初回の施術で変形性膝関節症の症状がかなり楽になると考えますが、1回だけの施術ではその日や数日は症状が緩和されるでしょう。しかし、時間が経つにつれて症状が再発する可能性があります。

再発を防ぐためにもお身体の状態を完璧に整えるには時間がかかると考えられますが、一緒に頑張っていきましょう!